一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート

※経済ニュースにて米国債3カ月と米国債10年とが逆イールドになった=景気後退のシグナルと紹介があったため、グラフへ米国債3カ月を追加。
※なお上記長期グラフは値動きがわかりにくいので、2年分ずつに分割した短期データも掲載(↓)


※上記グラフは以下のページにも掲載。
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 住宅が飛ぶように売れるシリコンバレー、平均わずか9日で売買成立 ※【2/28】Bloomberg
- 米PCE統計、個人支出が4年ぶり大幅減-価格指数は小幅な伸び ※【2/28】Bloomberg
- 【米国市況】株は上昇、米ウクライナ会談で動揺後に反転-151円接近 ※【3/1】Bloomberg
- 米国の財貿易赤字、1月は過去最大-トランプ関税に先立ち輸入が急増 ※【3/1】Bloomberg
- トランプ関税が発効前に影響、米国製鉄鋼は既に輸入品より高額に ※【3/1】Bloomberg
- 米国の財貿易赤字、1月は過去最大-トランプ関税に先立ち輸入が急増 ※【3/1】Bloomberg
- 米経済は大きく後ずさり、1.5%のマイナス成長を連銀予測モデル示唆 ※【3/1】Bloomberg
米国 政策/為替・金利相場
- 「マールアラーゴ合意」とは何か、ドルへの影響は-QuickTake ※【2/27】Bloomberg
- 米の対中関税に合わせるとのメキシコ案にカナダも同調を-米財務長官 ※【3/1】Bloomberg
- 鳴りを潜めるトランプ氏のFRBたたき、狙うのはもう1つの利下げ ※【3/1】Bloomberg
- 生産性向上による経済効果、過度の期待は禁物-シカゴ連銀総裁 ※【3/1】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【日本株週間展望】戻り試す、賃上げの勢い確認しセンチメント改善へ ※【2/28】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- トルコの反政府クルド人武装組織創設者、武装解除と解散を呼び掛け ※【2/28】Bloomberg
- 北朝鮮の15億ドルハッキング、暗号資産業界に衝撃-「安全神話」崩壊 ※【3/1】Bloomberg
- 米ウクライナ首脳会談は決裂、資源取引で署名至らず-激しい口論の末 ※【3/2】Bloomberg
- イスラエル、米国が提案したラマダン期間中の停戦を受け入れ-首相府 ※【3/2】Bloomberg
現在のポジション

一週間の値動きのポイント
- USD/JPY・・・週中盤までは直近2カ月の間の最安値148~149円台をレンジで推移していたものの、最終日金曜日にドル円が急騰。150円台を回復して終了。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・じわじわ下落。
- 米短期・長期金利・・・2年・10年ともに下落を継続。週末のUSD/JPYの上昇とは乖離。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いが若干進む。
次週の取引計画について
今週もドル円は下落と予想していたけれど、どちらかというと反発しそうな値動きとなっている。IMM投機筋のポジションを見ると2/19~2/25の間に大きく円の買いポジションを増やしていることがわかる。そろそろスワップのマイナスが効いてくるため投機筋のポジション解消によってドル円の反転上昇しそうだなと思っていたら、案の定2/28(金)に謎のドル円反転上昇が発生。おそらく投機筋のポジション調整だろうね。その証拠に米国債2年・10年金利とUSD/JPYのチャートを比較すると、2/28の値動きだけ乖離している。来週、この乖離が解消に向かうと予想。
米国経済について、少し弱くなってきているのは間違いないと思われる。「米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート」へ追記したとおり、米国3カ月国債と米国10年国債の利回りが逆イールドになっており、これはFRBが景気後退のシグナルとして重要視している指標とのこと。今回の値動きを見ると、3カ月国債は政策金利とほぼ同様の水準を維持する一方、2年債と10年債は投資家の判断により水準が上下しているように見える。今回でいえば急激に米国2年債と10年債が買われた結果、逆イールドが発生した様子。ただ2024年8~9月にもっとひどく買われた&指標が悪化した時期があったので、この後どうなっていくかは未知数。やっぱり今後数カ月の経済指標次第かな。
なお重要視されがちな米国の雇用者・失業率のデータについて、以下固定ページで整理。来週3/7(金)の雇用統計の結果と比較し、今後どうなるかを判断する予定。
米国 雇用者・失業率データ(リンク)
※コロナショックと時とリーマンショックの時の情報も一緒に掲載
ポジションについてだけど、今は2/28に保有した150.80近辺での売りポジションを保有。
ただ、信じられないことに2/28のドル円急騰直前まで148.80近辺の買いポジションを持っていたのよね。にも拘わらず何を血迷ったかドル円急騰前に利確してしまい、また爆益を逃しましたとさ。ある意味、利益の逃し方が神がかっている。貧乏神でもついているんじゃなかろうか。
本当にそうするかはさて置き、爆益直前に血迷ってポジション解消するのを繰り返している気がするので、逆に利確しようとしたタイミングでもう一日、ポジションを寝かすルールにしてみようかな。もともとデイトレするつもりはないし。
トルコリラは相変わらず対ドルで下落。良いニュースとしてクルド人武装勢力が停戦を申し入れてきたよう。トルコの地政学的リスクが解消してきたことは、トルコリラのポジションを持つ際にプラスかなと思う。まぁまだも月は無いけど。

トルコリラの買いポジションは碧変わらず上昇傾向。1,000,000に到達する日も近いかも。
再掲だけど、個人的な予想として2025年5~6月頃まではこのままトランプ大統領の方針に振り回されて為替相場も150円台のレンジで推移。7~9月頃に米国経済が限界を迎えて何らかの危機もしくは経済指標の悪化を受けて政策金利の大幅引き下げを見込んだドルの急落が起こる気がする。その時は合わせてTRY/JPYも暴落して一気に建玉数量の解消も進むと予想。TRYを買うとしたら同暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを狙う予定。引き続き様子見の状況が続く見込み。