一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の相場の動き
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近4年)

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近2年)

※上記グラフは以下のページにも掲載。
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間のニュース記事
米国 経済
- 米消費者マインド、約2年ぶり低水準-インフレ期待は急上昇 ※【3/14】Bloomberg
- FRBは年内2回利下げへ、トランプ氏政策で成長予想引き下げ-調査 ※【3/14】Bloomberg
- 【米国市況】株反発、リスクオンで国債には売り-ドル148円台半ば ※【3/15】Bloomberg
- 安定を重視-不確実な時代到来で米ホワイトカラーの仕事観に変化 ※【3/15】Bloomberg
米国 政策/為替・金利相場
- 【コラム】トランプ関税の有害性、市場は分かっていない-ダドリー ※【3/13】Bloomberg
- 【コラム】「ブギーマン」トランプ氏が問う日本のタブー-リーディー ※【3/13】Bloomberg
- トランプ米大統領、フーシ派への攻撃命令-紅海での航行妨害に対応 ※【3/16】Bloomberg
- カナダのカーニー新首相、トランプ政権との協議に「進展」ありと報告 ※【3/16】Bloomberg
日本 金融政策/為替・金利相場
- 実質金利マイナス、預金の実質価値押し下げ十分に認識-日銀企画局長 ※【3/14】Bloomberg
- 【債券週間展望】長期金利は日銀の情報発信で上下、タカ派かハト派か ※【3/14】Bloomberg
その他 欧州、新興国
- ドイツ、財政拡張めぐる憲法改正へ前進-緑の党の合意取り付け ※【3/14】Bloomberg
- ECBホルツマン氏、政府支出増で再利上げせざるを得ない可能性指摘 ※【3/14】Bloomberg
- ギリシャ格付けを投資適格級に引き上げ、財政改善評価-ムーディーズ ※【3/15】Bloomberg
現在のポジション

一週間の値動きのポイント
- USD/JPY・・・週前半にかけて下落を続け、一時146円台まで下落。その後は徐々に上昇し、週末時点で148円台で終了。
- TRY/JPY・・・ドル円と同じ動き。
- TRY/USD・・・下落の流れに戻る。
- 米短期・長期金利・・・ドル円と同様に2年・10年ともに下落するも、週後半に上昇して週末時点では収書よりも高い利率で終了。
- IMM投機筋ポジション・・・円買いが少し解消するも円売りも少し解消したことで、NETポジションは先週と同水準を維持。
次週の取引計画について
今週もトランプ大統領の発言で振り回される週となった。アメリカも日本も株価は暴落と言ってよい下落となり、ドル円も週の中盤まで下落を続けた。ただ週後半に入るとまずドル円の下落に限界が見え始め徐々に上昇。続いて金曜日に日本株価が大幅上昇し、続いて米国株価も大幅上昇した。IMM投機筋のポジションについても円買いポジション解消の始まりらしき兆候が見え、米国債10年の金利も上昇を続けている状況。この後のドル円の動きとしては、下攻めというよりは上昇を試す動きとなると想定している。
今保有している買いポジションについては、週中盤にドル円が一番売り込まれたタイミングで頑張って仕込んだもの。今後はドル円は上昇するという見込みを信じて、数か月は維持したいところ。
トルコリラはドル円と同様に反発しつつある。ただTRY/USDは下落を続けており、個人的には買いにくい状況。トルコリラの買いポジションは、今週の下げ局面でポジション解消がわずかに進むも、週末に少し買い戻された結果、週を通じてはレンジとなった。

トルコリラの買いポジションは来週以降も引き続き上昇すると考えられ、暴落がなければ今年中には1,000,000に到達するかもしれない。グラフの軸を見直さなきゃかな。
先週まで個人的な予想として挙げていた以下①②の予想だけど、②については警戒しつつもタイミングは後ろにずれるかもしれない。というのも、もともと②は2007年のサブプライムローン危機の時と2025年現在の状況とが非常に似ていたため、予想として挙げていた。ただ以前よりも世界の金融システムはバーゼル3みたいな規制により強靱になっており、過去のような世界的な金融不安・危機は起きにくくなっているから。起きるとしたら、新規システムやしくみに潜在している穴を突いた危機かな。だとすると暗号資産とか世界的に膨れ上がった債務とかが引き金になりそう。でもそれが2025年に起きるかは自身がない。
- 予想①:2025年5~6月頃まではこのままトランプ大統領の方針に振り回されて為替相場も150円台のレンジで推移。
- 予想②:2025年7~9月頃に米国経済が限界を迎えて何らかの危機もしくは経済指標の悪化を受けて政策金利の大幅引き下げを見込んだドルの急落が起こる可能性がある。
金融危機が起きればTRY/JPYも暴落して一気に建玉数量の解消も進むと予想。TRYを買うとしたら同暴落が起きて250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを狙う予定。引き続き様子見の状況が続く見込み。