一週間の振り返りと次週のエントリ・手仕舞いの計画
一週間の振り返り(1)~相場の動き~
USD/JPY 15分足

TRY/JPY 15分足

TRY/USD 15分足

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近4年)

米国債(2、10年)、USD/JPY、政策金利 日足チャート(直近2年)

※上記グラフは以下のページにも掲載。
IMM シカゴ通貨先物投機筋(Non-Commercial)ポジション(日本円)

一週間の振り返り(2)~ニュース記事~
米国 経済
- 【米国市況】S&P500種は下落、米ロ首脳会談にも警戒-円上昇 ※8/15 Bloomberg(-)
- 米小売売上高は幅広く増加、消費者心理の悪化で先行きは不透明 ※8/15 Bloomberg(↑)
- 米小売売上高、7月は前月比0.5%増加-市場予想は0.6%増 ※8/15 Bloomberg(↓)
- 米小売り大手ウォルマートなど、関税影響で警戒感強める-決算発表へ ※8/16 Bloomberg(-)
米国 政策/為替・金利相場
- トランプ政権、インテル株取得にCHIPS法の資金活用を検討 ※8/15 Bloomberg(-)
- サンフランシスコ連銀総裁、今年2回の利下げは妥当な予想 ※8/16 Bloomberg(↓)
- シカゴ連銀総裁、良好なインフレ指標がさらに必要-物価情勢の判断で ※8/16 Bloomberg(↓)
- 大幅利下げ「条件付き」で支持、FRB議長候補と目されるサマリン氏 ※8/16 Bloomberg(↓)
- 【焦点】パウエルFRB議長、ジャクソンホール会合で22日講演 ※8/17 Bloomberg(-)
日本 金融政策/為替・金利相場
- 【債券週間展望】長期金利は上昇継続、日銀利上げ観測と財政拡張懸念 ※8/15 Bloomberg(↓)
その他 欧州、新興国
- 米・ウクライナ首脳が18日に会談-プーチン氏は譲歩の気配見せず ※8/16 Bloomberg(-)
- トランプ氏、ロシア産石油購入巡る対中関税引き上げを当面見送り ※8/16 Bloomberg(↑)
一週間の振り返り(3)~値動きのポイント~
- USD/JPY・・・週中盤までは徐々に下落する動きで一時146.40近辺まで下落するも、週後半の生産者物価指数が大きく上昇したことを受けて利下げ観測が遠のき147.80円台まで急上昇。その後は147円を中心として上下に動い出推移し、週末時点では147.20円台で終了。
- TRY/JPY・・・ドル円と同様の動き
- TRY/USD・・・週を通じて下落。
- 米短期・長期金利・・・先週に引き続き、長期・短期ともにわずかに上昇。
- IMM投機筋ポジション・・・円買い増加、円売りがさらに増加。
一週間の振り返り(メモ)~取引の振り返り~
今年のお盆週は特に大きな動きもなくほぼレンジ相場で推移。先週のドル円下落材料スルーの状況と同様に見える。週後半の生産者物価指数の上昇を受けてドル円上昇は、米雇用統計の結果を受けて積みあがったドル売り円買いポジションが解消したことによるものと考えている。IMMポジションを見ると円買いポジションが増加しているように見えるけど、ドル買いポジションも増加しておりいまいち状況が見えない。
トルコリラは今週も大きな動きなし。にも拘わらずリラ買いポジションの増加速度が増しているように見える。TRY/JPYは下落し続けているのにね、謎。

現在のポジション
なし
次週の取引計画
状況俯瞰
- 俯瞰①(ニュース記事):7/20・・・(↑)×3、(↓)×3
- 〃 :7/27・・・(↑)×2、(↓)×3
- 〃 :8/3・・・(↑)×1、(↓)×8
- 〃 :8/10・・・(↑)×2、(↓)×4
- 〃 :8/17・・・(↑)×2、(↓)×5
- 俯瞰②(IMM投機筋) :7/15・・・引き続き円買いポジションの解消が進行(↑)
- 〃 :7/22・・・円買いわずかに解消、円売り大きく解消(↓)
- 〃 :7/29・・・円買い解消、円売り増加(↑)
- 〃 :8/5・・・円買い解消、円売り増加(↑)
- 〃 :8/15・・・円買い増加、円売りがさらに増加(↓↑)
次週の主なイベント
- 8/21(木)21:30 アメリカ・フィラデルフィア連銀景況指数 08月
- 8/21(木)22:45 アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値) 08月 [製造業PMI・速報値]
- 8/21(木)22:45 アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値) 08月 [非製造業PMI・速報値]
- 8/21(木)22:45 アメリカ・PMI(購買担当者景気指数・速報値) 08月 [コンポジットPMI・速報値]
- 8/22(金)08:30 日本・消費者物価指数 07月 [前年比]
- 8/22(金)08:30 日本・消費者物価指数 07月 [生鮮食料品除くコア・前年比]
- 8/23(土)早朝 ジャクソンホールパウエル議長講演
取引計画
株価は過熱気味で、米国の経済は弱くなりつつある。また米国の関税政策により米国のインフレはじりじり高くなってきている。米国の利下げと日銀の利上げの方針を踏まえると今後のドル円の見通しとしてはじりじり下落していくことが予想される。ただその流れが加速するタイミングはこの後1~2カ月の間のどこかで予想はできず、その間ドル円は上下に振り回されることが想定される。取引の方針としては小ロットでのドル円売りポジションを積み増していくのが良さそう。
トルコリラの取引については、暴落して250,000辺りまで建玉がなくなったタイミングを考えている。しばらくは無さそう。