USD/JPYの相場に影響を与えそうな、指標やニュースの記事、雑記をメモ。
米国の各指標
米国休場につき経済指標の発表なし
USD/JPYの状況
USD/JPY 15分足

USD/JPY 日足

米国債の状況
米国債(2年)利回り 日足

米国債(10年)利回り 日足

前回からの変動
2年 ・・・4.894→4.942に上昇
10年・・・3.821→3.858に上昇
IMM シカゴ通貨先物(日本円)投機筋(Non-Commercial)のポジション
基準日 | 投機筋ポジション (円買い) | 投機筋ポジション (円売り) | NETポジション |
---|---|---|---|
2023/5/16 | 29,494 | 94,285 | -64,791 |
2023/5/23 | 36,760 | 117,420 | -80,660 |
2023/5/30 | 40,738 | 136,929 | -96,193 |
2023/6/6 | 34,151 | 138,968 | -104,817 |
2023/6/13 | 37,088 | 141,064 | -103,976 |
2023/6/20 | 32,244 | 139,900 | -107,656 |
2023/6/27 | 38,018 | 150,888 | -112,870 |
IMMの表からわかること
- 直近1か月での投機筋のポジションは円売りに傾いている
- 6/20→6/27の一週間で円売り・円買いともに増加。先週土曜の雑記に書いた、ポジション縮小の予想は外れたうえ、さらに円安が進む結果となっており、最悪の流れになっている。
その他(本日のニュース記事等)
Bloombergの記事から気になるものを紹介。(詳細はリンク先の記事を参照)
- ドル・円は144円半ば、米休場で様子見-豪中銀据え置きで豪ドル下落
メモ:7/4は米休場で様子見。大きな値動きなし。
USD/JPYへの影響:フラット。 - 米長期金利4.5%の想定「誤り」-ダドリー氏にモルガンSが反論
メモ:米銀モルガン・スタンレーのストラテジストらは米10年国債利回りは7月半ばから低下する余地があり2~3%のレンジに進む公算が大きいと予想。
USD/JPYへの影響:ドル売り。債券の売りはドル売りと相関があるため。
現在のポジションとポジションメイクの理由
現在のポジション

6/30のポジションそのまま。
ポジションメイクの理由
6月末までにUSD/JPYロングの巻き戻し&米国リセッションに伴うドル弱体化を見込んでショート。
結果としてそういった結果にはならず。現在のポジションも近々±0になって解消されると想定。
ただ、思ったよりもUSD/JPYの伸びが悪く未だにポジションが生き残っている。
コメントと今後の予想
本日は米市場が休場のため、大きな動きはなかった。
ドル円は144円台を上がったり下がったり。大きな動きは無い。
気になるニュースとして、モルガン・スタンレーのストラテジストらは米10年国債利回りは7月半ばから低下する余地があるとコメントをしている件がある。時期まで具体的に示しているのは、何かしら情報を抑えているからだとは思う。
個人的な勝手な予想では、米地銀の経営状況が6月末までの決算を踏まえひどい状況となっており、7月10日週の決算発表シーズンで顕在化し始めるのかなと。
もし米銀破綻の第二幕が始まるのであれば、そこで円のショート戦略がやっと浮かばれるのかもしれない。まぁそこまで今のポジションが維持できればだけど。
今後の投資の方針 ※日々見直してブラッシュアップ
米国や欧州、英国のリセッションが近々始まるのは間違いないとは思う。実際に兆候は出てきているので、あとは以下の3点について検討が必要。しばらくは毎日読み直し&加筆修正していく。
- いつ頃本格的にリセッションとなるか
→早いタイミングでいれば2023年7月中旬の米銀決算発表シーズンからと予想。
ここを無難に通貨した場合には米国、欧州、英国、中国いずれかのリセッションを待つことになる。 - リセッションとなった場合にどのような取引をすべきか
→その時点までに積みあがったポジションの巻き戻しの波に乗る。
円、スイスフラン、金など安全資産への資金の移動の波に乗る。 - 作ったポジションはいつ引き上げるべきか
→正直、波の原因となった事象次第だけれど、基本的には長期的な動きとなるか同課によって短期ポジションとするか長期ポジションとしてガチホするかが変わる。
どうせ何回か見直しているうちに考えは変わるので、思いついたまま書きなぐっておく。
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